健康を気遣うあなたへ・・・
アルカリ性健康飲料水を飲むことで酸性の体質が改善され、アルカリ性体質になり、野菜サラダを毎日食べることでもアルカリ性体質になれると信じて多くの人が挑戦しました。
確かに、アルカリ性飲料水や野菜サラダを接種することは、体にはいい事です。
しかし、アルカリ性体質になるというのは間違った知識です。
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酸性食品とか、アルカリ性食品というのは、含まれるミネラルで決められます。
硫黄、塩素、リンなどは体内でそれぞれ硫酸、硫酸、塩酸、リン酸に変わるのでそれらを含んでいる食物は酸性食品。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムは、水酸ナトリウムなどのアルカリ性を示すものに変わるので、それらを含むものをアルカリ性食品と呼びます。
梅干しや酢やレモンは、その酸っぱさから酸性食品と思われがちですが、例えば梅干しの酸っぱさの元のクエン酸などは、体内で水と炭酸ガスに分解してしまうから、体内の酸性、アルカリ性とは無関係になってしまいます。
一方、梅肉などに含まれているミネラルが、体内でアルカリ性を示すようになるから、結果的にはアルカリ性食品ということになります。
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そうして考えていくと、酸性食品もアルカリ性食品も、人間の体の酸性アルカリ性とは関係が無いということになります。
今まで、酸性食品ばかりを食べていると、血液が酸性になると思っていた人には信じ難い事と思います。
血液が酸性になるのはアシドーシスという肺炎などの呼吸障害や糖尿病といった思い病気にかかった時で、そうなったら一大事です。
そんな時では食べ物を食べたくらいではどうしようにもありません。
それこそ専門医の治療が必要となります。こんな症状でもない限り、人間の血液が酸性になることは、まず有り得ません。
酸性アルカリ性の度合いを示すものにPH値という数値を使います。PH7が、酸性でもアルカリ性でもない中性。
PH1が一番強い酸性。PH14が一番強いアルカリ性を示します。人間の血液は、通常PH7.35からPH7.45の範囲なので弱アルカリ性です。
食品に含まれるミネラルは血液の酸性アルカリ性を決めるのにあまり関係がありません。
カルシウムは骨を作る方に吸収され、血液中には、たいして入っていないし、しかもその濃度は甲状腺ホルモンとかビタミンDとかの作用で、ほとんど一定に保たれます。
硫黄は硫酸以外の形で体外に排出されます。マグネシウムも骨や体の他の組織に取り込まれてしまって、血液中にはたいして影響しない上に、その濃度もホルモンでほぼ一定に押さえられています。
ミネラル不足は良くありませんが、ミネラルはたくさん摂取したとしても排出されて、血液の中に含まれる量はほぼ一定です。
カルシウムを含む食べ物をたくさん食べたら、血液中のカルシウムイオンがどっと増えて、血液がアルカリ性に傾くように働きかけるということはありませんし、肉をたくさん食べて、肉の中の硫黄が血液中にどっと出て、血液を酸性に傾けるということもありません。
ミネラルは、血液の酸性アルカリ性を決定するには至りません。しかし、世間では含まれるミネラルによって、酸性食品とアルカリ性食品にわけて売られています。
それなのに、そのミネラルが、血液の酸性アルカリ性を決めるのに、たいして関わっていないとしたら酸性食品とかアルカリ性食品とか言うこと自体、無意味です…。
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先ほども述べたように、重い病気にでもならない限り、酸性になることはありません。
血液を微アルカリ性に保っているのは、別の要素です。一つは血液の中に重炭酸イオンがあって、それが血液が酸性に傾きはじめると、アルカリ性の方向に引き戻し、アルカリ性に傾きはじめると、酸性の方向に引き戻します。
二つは呼吸して炭酸ガスを外に出すことで、血液中の重炭酸イオンの量を調整します。
その重炭酸イオンが血液の酸性アルカリ性を中和する働きのあることは先ほど述べた通りです。
そして肝臓で、血液の酸性アルカリ性を支配し、いろいろな物質を排出して、血液を微アルカリ性に保たれるのです。
だいたいには以上の働きが、血液を微アルカリ性に保つ理由です。今時、酸性食品とかアルカリ性食品とか言っているのは世界中で日本ぐらいのもので、アルカリ性食品が体にいいとマスコミが騒ぎ立てると、その情報に騙された人があまりにも多く、私の周りでも未だに、そう思っている人がいます。
とはいっても、俗にアルカリ性食品といわれるものが、栄養的に価値が無いというわけではありません。
アルカリ性だなんて言うことが無意味なのであって、栄養的には、素晴らしいものです。
酸性食品は駄目で、アルカリ性食品なら体にいいなどと考えず、栄養的にバランスの取れた食事をするのが大切なのです。
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